注文住宅の購入にかかる代金の内訳

注文住宅の購入にかかる代金の内訳

注文住宅を購入する時に発生する代金として、まずは土地購入費用の内訳を見てみるとほとんどが土地取得代金です。不動産会社への仲介手数料や印紙代、所有権移転の手続きにかかる手数料、依頼する司法書士への報酬も必要ですし、不動産取得税や固定資産税も考えておかなければなりません。次に注文住宅の本体工事費ですが、注文住宅を取得する時には本体工事費が全体の7割以上を占めています。内訳は基礎工事、木工事、内装工事にかかる費用がありますし、エアコン等の設備を設置するためのお金もあります。また、設計料も忘れがちですが、この部分は依頼する会社によってかなり差が出る部分ですので、その会社の設定額が大きければトータル費用にもかなり差が出るはずです。付帯工事費の内訳は、水道管やガス管を敷地内に引き込んだり、照明やエアコンを取り付けたり、駐車場や門等の外構工事に関する費用も含まれます。古い家屋の解体や地盤調査も付帯工事の一つです。

注文住宅を建てる時に出してもらう見積書の見方

注文住宅を建てる時には、事前に条件を提示してその内容に合わせた見積書を出してもらいます。詳細を確認して問題が無いと判断したら、更に詳しいことまで打ち合わせを行って契約となります。出てきた見積書の見方ですが、ただ単に金額だけを見ていてはいけません。基本部分には様々な工事が含まれており、提示した条件の大半は含まれているかもしれませんが、その中に含まれていないものがあれば別途工事として費用がかかります。オプションとして費用がかかる分もプラスで計上しなければならないため、正確な情報を知りたいのであれば全ての項目を含む金額を計算する必要があります。また、建てる注文住宅が木造なのか鉄筋コンクリートなのかでも大きく変わりますし、工法によっても建築費に差が出ますので、希望の条件がいくつかあるのなら全てのパターンを出してもらって比較することも重要です。仕様や設備のグレードでも変わり、予算をオーバーしそうな時には設備等のグレードを下げて調節します。